日本遺産 主な構成文化財
日本遺産 飛騨匠の技・こころ - 木とともに、今に引き継ぐ1300年
飛騨匠の技・こころ - 木とともに、今に引き継ぐ1300年
1300年前、都の造営のため飛騨の木工技術者を都へ送ることで税に充てた「飛騨工(ひだのたくみ)制度」。古来より「木を生かす」技術や感性・実直な気質は受け継がれ、高山の文化の基礎となり、現在も様々なところで飛騨匠の技とこころに触れることができます。あなたも飛騨人が木と共に生きてきた1300年の歴史を感じてみませんか。
飛騨工(ひだのたくみ)制度
国府盆地の中世社寺建築群
高山城とゆかりの建築群
「城郭の構え、およそ日本国中に五つともこれ無き見事なるよき城地」といわれた名城高山城。城は元禄8年(1695年)に取り壊されましたが、移築された建物が東山寺院群などの建物として残されています。それらを巡ることで、城下町として出発したころの高山を感じることができます。
近世・近代の匠達
町人文化が発達した近世以降、多くの名建築・工芸品を生み出されました。代々木工を職とする一門が多く現われ、飛騨匠の技は伝承されました。このうち、飛騨権守(ひだごんのかみ)・藤原宗安の直系とされるのが、江戸時代中期以降4代にわたり「水間相模守(みずま さがみのかみ)」を名乗り、優れた彫刻を特徴とした水間一門です。
木を生かす伝統工芸
木の美しさを生かす技は、建築以外にも発揮されました。加工から漆塗まで全てに高い技術が要求される「飛騨春慶」、イチイの木が持つ美しさを生かした彫刻「一位一刀彫」、これらの伝統工芸・木工技術の粋を結集したのが高山祭屋台です。
- 飛騨春慶
- 一位一刀彫
- 高山祭屋台
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